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JCLO

一般社団法人 ジャパンサーキット・レディース推進機構

What is JCLO

 社)ジャパンサーキット・レディース(JCLO)は「For all Lady‘s Golfers」というスローガンを掲げ、ゴルファー達に試合の機会を与えるとともに、新しい活躍の場を提供していくことを目的としています。また、次世代の育成を行い、ゴルフを通して地域貢献やコミュニティを育みながら、資質の向上を目指すことを目的とし、その目的に資することを事業としています。

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2022/07/29~第4戦・千葉~ Image
第4戦

JCLO ChallengeTour

~The Road to Success~

ゴルフ倶楽部成田ハイツリー

  植竹 愛海

Tournament Information(大会案内)

エントリー選手一覧

Tournament Pairing(組合せ)

Prologue

  2020年は富岡倶楽部で開幕戦として開催、2019年は第5戦として開催したJCLO Challenge Tour。サブタイトルの~The Road to Success~は、選手の成功への道のり、としてプロテスト会場で開催する場合に命名している。もちろん、プロテストを受ける選手たちだけの大会ではなく、賞金を獲りにどんなプロも参戦可能。

Highlight

連日の猛暑が続く日本列島。
ジャパンサーキット・レディース2022第4戦は、容赦ない真夏の太陽が照り付けるゴルフ倶楽部成田ハイツリー(千葉県)
2022年JLPGAのプロテスト一次会場に成田ハイツリーが決定したことから、組み入れられたこの一戦、急遽決まったにも関わらず、成田ハイツリー以外でプロテストを受験する選手も含めて多くの選手がエントリーしてくれた。
午前8時、すでに気温は30度を超えようかという厳しい暑さの中、52名の選手がインコースからスタートしていった。

ジャパンサーキットレディース
優勝した植竹愛海

スタートのイン10番は、ティショットが打ち下ろし、2打目地点からは左にドッグレッグしながら打ち上げていくパー5。
第1組からさっそく長嶺がバーディーとすると、7組森本、8組高橋など8人がバーディー発進を決める。
続く2番では5組寺井がバーディー、ほかにも1番パー5を仕留められなかった3人がバーディーを奪うなど、なかなかロースコアの出ない成田ハイツリーながら高いレベルの戦いとなるかのような予感さえ漂う。
各選手がバーディーを重ね、まず3組大村が2アンダーの34、続く4組からは植竹が4バーディーノーボギーの32でフロントナインを終了。

ジャパンサーキットレディース
惜しくも2位だった金原りりか

その後も5組熊倉が34、8組中谷が34と続き、11組の金原が植竹同様に4バーディーノーボギーの会心のゴルフで32をマーク、続いて13組から石川が33、15組から西山が33と先を行く植竹を追う。
後半もバーディー合戦かと思われたが、そこは成田ハイツリー。選手が口々に「アウトが難しい」と言うだけあって、バックナインに入ると一転上位陣のスコアが膠着し始める。
第3組、前半を34で折り返した大村がまず2番でボギーが先行、続く3番をバウンスバックしたものの4番でまたまたボギーを叩いてしまい一歩後退。
1組後ろの植竹も3番でボギーが先行し、選手たちの言う通りアウトに入ってスコアを崩す選手が続出する。

Japan Circuit Ladies Organization
3位に入った西山美希

暑さのピークとなる14時をまわって、徐々に選手がホールアウトしてくる。
まず前半を2アンダーで折り返した第3組の大村が5番以降をイーブンパーでまとめ後半37トータル1アンダーでクラブハウスリーダーとなったが、直後の第4組植竹が後半を1バーディー2ボギーと踏ん張り、後半を大村に同じく37で3アンダーをマーク、大村に替わってクラブハウスリーダーとなる。
その後は、バックナインをアンダーパーで上がる選手が少なく、なかなか植竹を上回る選手が現れない。

ジャパンサーキットレディース
前半はトップで折り返したものの4位となった大村みなみ

そんななか、11組と遅めのスタートの金原が6番をバーディーとし、残り3ホールでバーディーを奪うかパーを続ければ逆転、悪くてプレーオフという状況だったが、最終ホールでボギーを叩いてしまい、1打届かず70でホールアウト。
前半を33で折り返した西山も、出だしの2連続ボギーが響き後半38と振るわずトータル71。
真夏の成田決戦は、3アンダー69で植竹愛海が初優勝という結果に終わった。
2位にはトータル70で金原、3位にはカウントバックの結果西山が71で入った。

Japan Circuit Ladies Organization
(左から)ティーショットからSecond地点に向かう3選手(左から)梅田日陽、荒武飛名、坂井七菜の3選手
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(左から)ティーショットからSecond地点に向かう3選手(左から)寺井七海、植竹愛海、柏原 瑞季の3選手
Japan Circuit Ladies Organization
スタート前の説明を受ける(左から)宮本リリカ、西山沙也香、田上妃奈子、中谷鈴音

後日談となるが・・・

優勝した植竹愛海は、翌週に成田ハイツリー行われたJLPGAプロテストで、一次予選を1アンダー5位タイで通過。また、彼女をはじめトップ通過の高野あかりを含めた11名が1次予選を通過した。
スタッフはもとより、会場を提供いただいたゴルフ倶楽部成田ハイツリーの関係者皆様もまだ1次が終わったばかりとは言え、この結果をうれしく受け止めていると思う。

Japan Circuit Ladies Organization
プレーオフに備えて最終組まで待ち続けた後、トロフィーを手にした植竹愛海
Japan Circuit Ladies Organization
スタートの3選手(左から)石川茉友夏、西村美希、古家翔香
Japan Circuit Ladies Organization
惜しくも後半失速で6位に終わった熊倉莉子