
JCLO Challenge Tour~The Road to Success~
ゴルフ倶楽部成田ハイツリー
播磨 知優
Highlight
8/19 成田。朝から湿度は、90%近くになり、立っているだけで汗が噴き出す。予報は30度を超え、午後から雨だと言う。それを裏付けるかの様に、どんよりした空の雲は、成田を飛び立つ飛行機と競うかのような速さで動いていく。
ジャパンサーキット・レディース2019~第5戦~
JCLO Challenge Tour
~The Road to Success~
が、ゴルフ倶楽部成田ハイツリー(千葉県)で、開催された。
9月3日(火) ~ 9月5日(木)からのプロテスト第1次予選となるゴルフ倶楽部成田ハイツリー。
テスト時に使用する高麗グリーンに切り替わる日を待っての開催。コースの全面協力でホール毎の距離もテストと同じ状態を作ってくれた。
サブタイトルのThe Road to Successは、成功への道を意味して、参戦する皆が成功できるよう願いを込めて命名したものだ。
8:30、INとOUTから45名の選手がスタート。
今大会は、各選手スコアを伸ばすことだけ考えてプレーに専念させるために、Webリーダーズボードのシステム供給をしなかった。
「私には、このグリーンは合わない!」「芝の目を読み違えると、えらいことになる!」そんな声が聞こえ、高麗グリーンとの相性がいい選手と悪い選手とで、大きくスコアに差が出たようだ。
13:00を回ると続々とホールアウトしてくる。さらに、予報よりも早く、大粒の雨も落ちてきた。早いスタートの組が天候条件は、良かったように思われ、トップは±0で原田葵、吉澤佑月、坂井七奈の3選手。残るは、OUTスタートの最終組。雨の状況から見ても、プレーオフ確実と思われ、キャディマスター室が慌ただしくなった。
最終組のアテストが終了すると、ホワイトボードには、唯一のアンダーで-2に播磨の名前が記載された。
見事に、プロテスト前哨戦を制したのは、播磨 知優選手。優勝スピーチでは、2年前に行われた同会場のプロテストで、総支配人に車で送ってもらったエピソードが飛び出し、その総支配人から支配人賞も授与された播磨だった。
表彰式も終了し各自解散となったが、17時まではコース側も開放してくれ、雨が上がった練習グリーンには、黙々と練習をする選手たちの姿が印象に残った。