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JCLO

一般社団法人 ジャパンサーキット・レディース

What is JCLO

 一般社団法人ジャパンサーキット・レディース推進機構(JCLO)は「For all Lady‘s Golfers」というスローガンを掲げ、ゴルファー達に試合の機会を与えるとともに、新しい活躍の場を提供していくことを目的としています。また、次世代の育成を行い、ゴルフを通して地域貢献やコミュニティを育みながら、資質の向上を目指すことを目的とし、その目的に資することを事業としています。

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JCLO 2018~最終戦~2018/12/10 Image
最終戦~埼玉大会~

第3回 Asia Group NextStar Challenge Cup

2018/12/10 オリムピックナショナルGC EAST

  乗富 結

Tournament Information(大会案内)

Tournament Pairing(エントリー&組合せ)

Highlight

高橋工業ファシリティーズプレゼンツ ジャパンサーキット・レディース2018~最終戦~ 第3回 ASIA GROUPNEXT STAR Challenge Cupが、12/10にオリムピックナショナルゴルフクラブEASTにて開催されました。スポンサーのASIA GROUP様は、立ち上げ当初から、毎年12月開催の最終戦として支え続けていただいている企業です。 エントリーの延べ人数は50名を超える状況下、結果的にエントリーが48名となりましたが、欠場者が6名、結果42名での戦いとなりました。 インフルエンザでの欠場が多かったことに、改めて冬であることと、体調管理が何より選手として大事なことだと、感じずにはいられませんでした。

今年の最終戦の舞台は、改修後のオリムピックナショナルゴルフクラブEAST。通常は、エーデルワイスコースからオーキッドコースの18ホールになるが、あえて戦略的なオーキッドコースからのスタートとしました。 スタートホールとなったオーキッドコース1番は、クラブハウスから一気に高台に上がった場所にティーグランドがあります。 カート道はかなり急こう配であり、カート移動は、まさにジェットコースターの頂点に向かう時の感覚にそっくりです。 そんな高台に立つと、冬を実感する風の寒さを感じます。10分遅れの8:40に、冷たい風を正面から受ける形で、スタート。選手は寒さ対策も考慮しながらの戦いとなりました。

オーキッドコースは、比較的フェアウェイが狭く設計されており、白い砂で配されたバンカーは美しく見えますが、プレーヤーの立場で見ると、1ホールのフェアウェイに沿って配されたバンカーは、いやらしさを感じます。

ハーフターンでは、予想通りアンダーで通過した選手は、乗富選手と上野選手のわずかに2名。各選手、戦略的コースだけでなく、グリーンの速さにも驚いたようです。 後から聞いた話ですが、グリーンキーパーの方も、意図的にいつもょり早い設定を行ったとのこと。きっと、いい試練になったことでしょう。

後半のエーデルワイスコースは、ティーポジションを比較的攻めやすい位置に変更してみました。各選手が、勝負をかけられるようにとの意図があります。
ハーフターンでは、4位以下、団子状態だった集団は、ばらけ始め、攻めの意転じてスコアの延ばす選手、大きく崩す選手と後半のスコアが明暗を分けたようでした。
結果、Facebookでの速報の通り乗富結選手が後半も一つスコアを延ばして-3で優勝。
対照的にハーフターンで2位だった上野陽向選手は後退。反対にハーフパープレーだった西山美希選手が後半-1でまとめて逆転2位。3位にはやはり後半―1でまとめた河村未来選手。最終戦にふさわしい、戦いだったと思います。
今回は、2,3位も単独でカウントバックは4位以下からとなりましたが、攻められところ、サービスホールで、しっかり攻めてスコアを縮められる選手が上位に入る、ということが顕著に見えた試合だった様に思いました。

久々の初参戦組ではない選手の優勝でしたが、乗富選手は、過去のツアーでも上位に食い込みながらも、2位以下でのカウントバックルールに、毎回のように悔しい思いをしてきた選手。第2回ASIA GROUPNEXT STAR Challenge Cupでも、プレーオフになりかけたものの、優勝という位置から、2位タイとなり最終ホールのボギーで一気に3位に沈んでしまったこともありました。 今回は、文句なしの優勝で30万ゲットでした。 惜しくも、2位だった西山美希選手の「海外留学費用の足しに・・・」という言葉が来年の厳しさを物語っているのではないでしょうか?

来年は、ルールやLPGAのレギュレーションも大きく変わり、選手それぞれ考えて動かなければならない年になりますが、ジャパンサーキットは、変わらず下部組織的役割で選手をサポートしていきたいと思います。