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JCLO

一般社団法人 ジャパンサーキット・レディース推進機構

What is JCLO

 社)ジャパンサーキット・レディース(JCLO)は「For all Lady‘s Golfers」というスローガンを掲げ、ゴルファー達に試合の機会を与えるとともに、新しい活躍の場を提供していくことを目的としています。また、次世代の育成を行い、ゴルフを通して地域貢献やコミュニティを育みながら、資質の向上を目指すことを目的とし、その目的に資することを事業としています。

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2022/07/12-13~第6戦・三重~ Image
JCLO2023~第6戦~

第1回 JT
Lady's Challenge
2023 feat.JoaGolf

伊勢カントリークラブ

  三川 澄恵

Tournament Information(大会案内)

(7/12)JoaGOLF サポーターズコンペ feat.JCLO

(7/13)JT Lady's Challenge 2023 feat.JoaGolf

Tournament Pairing(組合せ)

Information

JCLO企画で運営をすべてJoaGOLFが行う初の大会。JLPGAプロテスト会場の伊勢カントリークラブで開催。

 

Highlight

ジャパンサーキット・レディース2023第6戦JT Lady's Challenge2023 feat. JoaGolfが、JoaGOLFとのコラボレーション開催として、初の三重県開催となる伊勢カントリークラブで行われた。
今回コラボレーションしたJoaGOLFは、プロテスト合格を目指す女子ゴルファーやレッスンプロを目指す選手を応援する新しいコミュニティとして2021年に立ち上がり、関西を中心に活動してきた組織だ。
ジャパンサーキット代表の高橋が、JoaGOLF代表である橋口氏と会話をする機会があり、西日本での大会を増やしたいジャパンサーキットと大会運営のノウハウと実績を増やしていきたい橋口氏の思いが重なり、今大会の開催へとこぎつけた。

三川澄江
悲願の優勝を果たした三川

会場となる伊勢カントリークラブは、名匠井上誠一氏が設計した1965年開場の歴史と伝統あるゴルフコースであり、今年もJLPGAプロテストの一次会場となるなど、数多くの競技が開催され難易度も高いコースだ。
夏の太陽が照り付ける9時31分、アウトイン各5組40名の選手がコースに出ていった。
今回使用するティーは、伊勢カントリークラブの好意もありプロテストと同一距離にセッティング。
伊勢カントリークラブで受験する選手にとっては、格好の予行演習となるに違いない。

松浦美侑
三川と同組で熾烈な優勝争いをした松浦

スタートホールはアウトインともにパー4のミドルホール。 しかし、バーディー数に極端な差が出て、アウトスタート組からは3組目の神谷一人だけがバーディーだったのに対し、インスタート組は1組目の周藤を筆頭に6人がバーディー発進。
全体スコアで見ると1番の平均が4.40なのに対して、10番は4.05だった。
まずスタートダッシュを決めたのは、イン4組目の鈴木。
1番をバーディー、2番、3番を連続バーディーで、全体に広がる伸び悩みの空気を一掃すると、後ろのイン最終組和久井が同じく2番、3番を連続バーディーとして、鈴木の後ろにぴたりとつける。

和久井 麻由
カウントバックで惜しくも3位の和久井

その後鈴木が一つスコアを落とし、前半を終えた時点で、2アンダーで神谷、吉桑、鈴木、薮下の4人が首位に並びその下は団子状態という、いつも以上に接戦と思われる緊張感が漂っていたが、前半終了の選手と後半スタートの選手が入り混じる中、コースに雷雲中断のホーンが鳴りここで一時プレーが中断となる。
雷とともに激しい降雨となり、選手たちもクラブハウスに引き上げてきて、この後の展開に不安の色を隠せないでいたが、中断後40分程度で雷雲も通り過ぎ、雨も小降りとなったことから、15分後の競技再開を選手に通達すると、みんながコンセントレーションをあげて練習グリーン、中断ホールへと向かっていく。

惜しくも4位となった北村

約1時間遅れとなったが、選手たちがホールアウトしてくる。
まずアウト1組スタートの北村が前半35から後半も35とし、2アンダーでクラブハウスリーダーとなる。
その後なかなか北村のスコアを上回る選手がいない中、インスタートの4組目、5組目では激しいデッドヒートが繰り広げられていた。

スタートダッシュを決めた鈴木だったが・・・・・

前半を首位と1打差の35で終えた三川、松浦、和久井の3人が、アウトに入って猛烈なバーディー合戦。 特に4組では三川と松浦が、バーディーを獲っては獲りかえし、3アンダーで並び7番ホールまできていた。
残りは8、9番、ここで三川が8番をバーディーとして頭一つ抜け出し、最終ホールを両名がパーとした時点で三川の初優勝かと思われたが、4番でダブルボギーを叩き優勝争いから後退したと思われていた最終組和久井が、意地の6、7、8番で3連続バーディー。
最終9番でバーディーを決めれば三川と並びプレーオフの場面で惜しくもパー、ここに三川のジャパンサーキット初優勝が決まった。

三川の優勝に際して思うこと

三川と言えば、ジャパンサーキット早期から参戦してきた選手で、ステップアップを主戦場にした経験の持ち主。毎回上位にいるものの、最高位は2位ばかり・・・・
「もう銀メダルはいらない、金メダルが欲しい」と言っていた三川の言葉が印象に残っている。
そんな三川の悲願の優勝は、ジャパンサーキットとしても感慨深い。

JCLO
雷雨による一次中断
ジャパンサーキット・レディース
表書式(左から)松浦美侑、三川澄江、和久井麻由
JCLO
ティーショットからセカンド地点へ