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JCLO

一般社団法人 ジャパンサーキット・レディース推進機構

What is JCLO

 社)ジャパンサーキット・レディース(JCLO)は「For all Lady‘s Golfers」というスローガンを掲げ、ゴルファー達に試合の機会を与えるとともに、新しい活躍の場を提供していくことを目的としています。また、次世代の育成を行い、ゴルフを通して地域貢献やコミュニティを育みながら、資質の向上を目指すことを目的とし、その目的に資することを事業としています。

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2022/09/08-09~第6戦・埼玉~ Image
第6戦~埼玉大会~

第2回
MIYOSHIDA
Queens Cup

石坂ゴルフ倶楽部

  兼松 亜衣

Tournament Information(大会案内)

エントリー選手一覧

9/8サポーターズコンペ出場選手一覧

Tournament Pairing(組合せ)

Information

昨年大々的に開催されたMIYOSHIDA Queens Cup。今期は更に規模を拡大して、サポーターズコンペは、選手30名を招待の予定。Supporterは、株式会社MIYOSHI様と株式会社ヨシダパッケージ様で、8日にサポータズコンペを選手30名とサポーター90名(30組)で開催予定。翌日の9月9日に賞金総額300万をかけてQueens Cupを開催。サポーターズコンペは、プレミアム会員から優先的に案内を行います。

Highlight

秋の声も聞こえはじめた武蔵の国。大きくパワーアップした第2回MIYOSHIDA Queens CUPが、今年も埼玉県石坂ゴルフ俱楽部で行われた。
ジャパンサーキット最高額の賞金総額300万円で、優勝賞金は100万円に設定。
前日に行われるサポーターズコンペも5組増の30組で行われるなど、前回を上回る規模。圧巻だったのは、コースに入るゲートからクラブハウスに続く両サイドにはMIYOSHIDAのフラッグが立ち並び来場者を迎える。コース内にもクラブハウス正面に並ぶMIYOSHIDAのフラッグ。
すべてにおいて前回よりパワーアップした大会に、出場選手たちの目の色が違うのは気のせいだろうか。

ジャパンサーキットレディース
優勝した兼松亜衣

昨年は台風の直撃を食らい、スタートから雨と強風に見舞われた本大会。
天気予報は雨から回復へ向かうとなっているが、前日のサポーターズコンペもスタート時に強い雨に見舞われたため、スタッフ、選手とも不安の色を隠せずにいた。少し小雨が残る9時10分、アウト・インに分かれそれぞれ7組54名の選手がコースに出てゆく。
まずアウトスタートからは、第1組田上を筆頭に、高島、関口、熊倉、坂井(七)、松岡がバーディー発進を決めたが、インスタートからはスタートホールでバーディーを奪う選手は現れず。やはり、小雨の状態とパー5とパー4の違いが明らかに現れるスタートとなった。
スタートホールをバーディーとした田上、2番も連続バーディーとし序盤で頭一つリードしたかに思えたが、イン第3組の隅原が12番で会心のイーグルを決め田上に追いつく。全体的に広々としたホールが多いが、グリーンが難しいと言われる石坂ゴルフ俱楽部。天気も回復し、選手たちのギアも上がるかと思われたが、前半を終わってみると、アウトスタートとインスタートの差がかなり現れた。

ジャパンサーキットレディース
惜しくも2位だった隅原美優

アウトスタートからは、田上が連続バーディー発進を決めたものの後が続かず37と1オーバーとすると、アンダーパーで前半を終えたのは同組の西村と後続の熊倉、松岡の3人が35としただけだった。
しかし、インスタート組は最初こそ飛び出す選手がいなかったものの、着実にスコアを伸ばした選手が多く、樋口の33を筆頭に兼松、植竹、隅原、播磨、瀬賀が34、さらに1打差の35に西山、菊地、島袋、古屋が続く。

Japan Circuit Ladies Organization
前半首位に立ったものの悔しい3位樋口あけみ

バックナインは、3アンダー樋口を追いかける展開で始まった。前半の展開を考えれば、インコースにまわるアウトスタート組が有利なように思えたとおり、政田、早川が早々にバーディーを奪いスコアを伸ばす。ところが、インからアウトにまわった兼松が2番から怒涛の4連続バーディーを奪い、一気に6アンダーまでスコアを伸ばす。
終わってみると、前半トップだった樋口は後半で伸びず3アンダーのまま。兼松と同じく前半を2アンダーで回った隅原は、後半も2打伸ばしたものの兼松には及ばず、68の4アンダーでゲームを終えた。
前半の展開から、スコアを伸ばすだろうと予想されたアウトスタート組だったが、予想通りスコアを伸ばしたものの、アウトでのスコアが響き上位には食い込んだものの、兼松のスコアに追いつく選手は出なかった。

ジャパンサーキットレディース
ホールインワンを達成した三川澄江

こうして、第2回MIYOSHIDA Queens CUPは、兼松亜衣が6アンダーで優勝、2打差の2位に隅原美優、3位には18番からのカウントバックの結果、前半をトップで折り返した樋口あけみが意地を見せた形になった。
今大会では、三川澄江がアウト7番ホールでホールインワンを達成し、10万(アジアホールディングス協賛)を獲得。最多バーディー賞(M-Cargo協賛)も設定され、こちらは優勝した兼松が獲得。イーグル賞(友愛ハウジング協賛)も隅原、金城がそれぞれ5万を獲得、選手にとって、より内容の濃い試合になったことは言うまでもない。

Japan Circuit Ladies Organization
MIYOSHIDAのフラッグと最多優勝の千葉華(後方)
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ワンツーFinishの2選手。どちらもサインはvictory!
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スタートを待つINスタート1組目(左から)島袋ひの、高橋ありさ、古屋佑佳、仲西菜摘

本大会を終えて・・・・

主催者である株式会社MIYOSHI・佐藤社長から「この出会いを大切にして、もっと甘え上手になりなさい」、そして株式会社ヨシダパッケージ・吉田社長からは「この大会の常連になってはいけない、もっと上を目指しなさい」と選手に贈られた言葉であり、その意味が選手に刺さったのは言うまでもないだろう。
今大会は、一体感のある開催であったように筆者は感じた。これは、株式会社MIYOSHIの社員様も運営サポートで来ていただいたことによるもので、この方々のおかげであることは明白である。その一体感のある雰囲気は、選手も感じていたことだろう。

Japan Circuit Ladies Organization
ティーグランドに向かう小林亜美。MIYOSIDAとJCLOのフラッグで入場口をイメージ
Japan Circuit Ladies Organization
優勝した兼松亜衣とMIYOSHI佐藤社長
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(左から)佐藤社長、樋口あけみ、兼松亜衣、隅原美優、吉田社長