
第1回
MIYOSHIDA
Queens Cup
石坂ゴルフ倶楽部
千葉 華
Prologue
株式会社MIYOSHI&株式会社ヨシダパッケージの2社による初開催のツアー。「より多くの選手に、多くのチャンスと機会を!」を掲げ、サポータズコンペ参加の選手には宿泊も提供。本大会では、総額200万(優勝70万)と最多バーディ賞等、実力を発揮した選手に相応の対価を設定した大会
Highlight
台風16号の接近により、栃木県で開催されている日本女子オープンの2日目が中止と発表された中、埼玉県石坂ゴルフ倶楽部ではジャパンサーキットレディース2021シーズン第5戦第1回MIYOSIDA Queens CUPが開催された。
前日のプロアマ戦まではもってくれた天気も、台風の直撃こそ避けてくれたもののスタート直後から風雨が強まる予報。 幸い一般のラウンド組が少なく、トップスタートということもあり時間を繰り上げてOUT、INから選手を送り出した。
時折雨脚が強まるものの、まだ風もさほど強くないスタートホール。 OUTスタートではパー5スタートということもあり、第1組の樋口を筆頭に、沓澤、笹原、4組目の堀内まで各組一人ずつ計4人がおはようバーディを決める。 対してパー4スタートのIN組は鎌田ヒロミが同じくバーディスタートと、雨の中ながら順調なスタートを切った。
10時をまわったあたりから徐々に雨風が強まってきたが、それでもグリーン上に水たまりは見えずコースメンテナンスの素晴らしさを感じさせる。 しかし選手のプレーへの影響は避けられず、スコアメイクに苦しむ様子が続出する。
ハーフターンのころには、さらに雨風が強まり少しずつホール内に水たまりも目立ち始めた。 前半は、この コンディションの中1アンダーにまとめた笹原がトップ、熊倉、柏原、千葉、鎌田ヒロミがイーブンパーで追う展開となる。 さらに1打差に3名が続き、このコンディションがこの先の展開を読むことを難しくする。
午後になり台風が房総沖から東北沖に移動したため雨は小降りとなったが、変わらずの風が選手を苦しめる。
多くの選手がスコアメイクに苦しんだ中、トップスタートから後半を2アンダーでまとめ上げた千葉がトータル70でホールアウト。 後続からはアンダーパーの選手は現れず、このまま千葉の2勝目が確定した。
初開催となったMIYOSHIDAカップ、本戦は生憎のコンディションとなったが、コロナ禍で延期、中止を余儀なくされた大会もある中、予定通りのスケジュールで開催していただけた。
昨年より状況が好転したとは言えない中、こうしてスケジュールどおり開催いただけた株式会社MIHOSHI様、株式会社ヨシダパッケージ様には、選手ともども改めて感謝の気持ちを送りたい。