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JCLO

一般社団法人 ジャパンサーキット・レディース

What is JCLO

 一般社団法人ジャパンサーキット・レディース推進機構(JCLO)は「For all Lady‘s Golfers」というスローガンを掲げ、ゴルファー達に試合の機会を与えるとともに、新しい活躍の場を提供していくことを目的としています。また、次世代の育成を行い、ゴルフを通して地域貢献やコミュニティを育みながら、資質の向上を目指すことを目的とし、その目的に資することを事業としています。

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2019/11/25~2DaysChallenge~ Image
JCLO特別試合

第1回 JCLO Queens
Champion Ship

2019/11/25~26 静ヒルズカントリークラブ

  濱野 希

Tournament Information(大会案内)

Tournament Pairing(25日組合せ)

Tournament Pairing(26日組合せ)

Highlight

  前日夕方、ポツリポツリと落ちてきた雨が地表にやや残る静ヒルズカントリークラブ。
ツアー初日の予想最高気温は19度。陽が上りだすと、周囲の空気が温かくなるのがわかる。クラブハウス前からコースを望むと、池や地表から上がった水蒸気ミストが低く垂れ込み、コースを雲海のように包み込んでいる。美しいコースは幻想的な風景を演出している。

  JCLO初の2日間競技で、2Days Challengeと称した第1回 JCLO Queens Champion Ship。 優勝賞金は100万という金額も初。それにチャレンジする40名の選手が7:28、INとOUTからスタート。 ここ静ヒルズは、様々な公式競技が行われる知的戦略コース。どんな戦いが待っているのか・・・・・
プレーファーストを最重要視し、ハーフターンのスタート時間も厳守。スタートから、いつも以上に引き締まった空気に包まれていた。

  初日、トップに立ったのは、-3の濱野希選手。
-1で荒川選手と保坂選手が続き、
±0で山田選手が単独4位、
以下、+2で播磨選手、田邊選手、桑山選手、三川選手の4名。
INで好スコアを出すと、OUTで崩れ、 OUTが好スコアの選手が、INでは叩いてしまう、 そんな選手が多数おり、+4以下は、団子状態で初日は終了となった。

  2日目・・・・汗ばむほどの温かさがあった前日が嘘のような寒空に、冷たい雨が落ちている。気温も前日の半分という状況で、初日と同時刻にスタート。
最終組がスタートとする頃には、雨は上がったものの気温は一向に上がらず、 まさに、自然との戦いと言ったところだろうか。
この前日と全く違う環境下で、どこまで下位に沈んだ選手がスコアを伸ばせるか?
トップの濱野選手は、首を痛めており、この寒さで前日より体調は良くないという情報もあった。同組で回る2打差の荒川、保坂両選手がそれを察して、どこで勝負をかけるのか?

  12:30近くから、続々とホールアウトしてくる。
この2日間と寒暖差に打ち勝ったのは、初日のリードを守り切ったトータル-1の濱野選手。
賞金100万を見事に獲得した。

「後もう1日あれば巻き返せたのに!」と悔しそうに語る選手が印象的だった。 そんな負けず嫌いの精神は、トップアスリートにとって大事な要因だろう。